この記事では、毎週日曜日に開催される対象5レースの1着を予想するWIN5について、対象5レースの過去レースのデータを基に的中を狙うものになっています。
WIN5とは
WIN5とは、JRAが指定する5レースそれぞれの1着になると思う馬を選び、5レース全ての1着馬を当てる馬券です。5レース全て自分で予想しても、コンピューターにおまかせしても大丈夫です。
「各レース1頭ずつ5レース選んだものを1組」として、100円から購入できます。仮に各レース2頭ずつ選択した場合は「2×2×2×2×2=32通り」となります。
5レースの1着を当てるということもあり、高い払戻金が期待されます。過去の史上最高払戻金は4番人気→4番人気→10番人気→8番人気→3番人気で5億5444万6060円となっています。
購入するには、キャッシュレス投票サービス「UMACA」や「即PAT」「A-PAT」「JRAダイレクト」などのインターネット投票に登録する必要があります。
今週のWIN5対象レース
今週の対象5レースとそれぞれの予想についてです。
WIN➀ 中山9Rグッドラックハンデキャップ
まず1R目は中山9Rのグッドラックハンデキャップです。
過去のデータ
過去5年の当レースの傾向
逃げ馬が【1 0 2 3】複勝率50%、先行馬【2 4 1 9】複勝率44%であり、脚質でみると前有利となっています。当レースは芝2500ⅿで長距離ということもあり、追込馬は分が悪いです。距離は前走と同距離や距離短縮組より、今回距離延長組が【2 4 1 25】、6連対をしておりややリードしています。また、芝2500ⅿは有馬記念と同舞台です。有馬記念といえば内枠有利・外枠不利というのは競馬ファンの中でも有名かと思います。しかし、グッドラックハンデキャップは8枠が【3 1 1 5】、1枠は【0 0 0 8】という成績であり、数字をみても外枠が圧倒的に活躍している点は注目するポイントです。騎手はC.ルメールが【2 0 2 0】で2勝、馬券を外しておらず相性が良いです。
過去5年では、1番人気【1 2 1 1】連対率60%、2番人気【2 2 0 1】と1、2番人気で3勝しており、人気の信頼度は高いです。
世代別にみると3歳馬【3 3 2 9】連対率35%、4歳馬【2 2 3 20】連対率15%、5歳馬【0 0 0 19】連対率0%、6歳馬【0 0 0 10】連対率0%となっており、5歳以上は勝ち馬がいないどころか好走例がありません。
ハンデ戦ということで、ハンデに着目すると3歳馬が強いため、勝ち馬は全て斤量55㎏以下です。
中山芝2500ⅿの傾向
近3年での同舞台中山芝2500ⅿでの傾向です。種牡馬別での勝利数をみると、ディープインパクト産駒が【5 6 7 41】勝率8.5%で最多勝を挙げています。次いで、ハーツクライ産駒が【3 1 2 23】勝率10.3%となっています。今回のグッドラックハンデキャップでもディープ産駒やハーツクライ産駒は多数出走するため注目です。
騎手では横山典弘騎手が5勝で最多勝ですが、今回は騎乗がないため2位のC.ルメール騎手に注目です。先ほどもグッドラックハンデキャップでの好成績を挙げましたが、中山芝2500ⅿの成績でみても【4 1 4 3】勝率33.3%です。
厩舎では国枝栄厩舎が【4 4 0 9】勝率23.5%で勝利数トップ。2位に久保田貴士厩舎で【3 0 2 3】勝率37.5%と勝率だけでは国枝栄厩舎を上回っています。両厩舎の管理馬は今回出走するため、注目です。
予想
上記の過去5年傾向や当舞台でのデータを基に予想します。
本命◎ ③レッドバリエンテ 対抗〇 ⑮ドリームインパクト
単穴▲ ⑦サクセスシュート 連下△ ⑥マイネルメサイア
WIN② 鳥取特別
対象2レース目の鳥取特別です。
過去のデータ
過去の傾向
鳥取特別の過去5年のうち17、18、20年はダート2000mで開催されたため、18年の5回阪神、20年、21年の6回阪神開催の3歳以上2勝クラスダート1800m定量戦に該当する5レースを参考にします。
先行馬が【3 2 0 14】、逃げ馬も1勝しており、前目の馬が有利となっています。前走6着以下に敗退した馬も【4 0 3 36】と4勝を挙げており、巻き返しが可能です。そのため前走大敗したからといって軽視してしまうのは注意が必要です。また、前走同距離組が【5 4 1 29】と勝ち馬すべてが該当することにも注目です。血統的にはキングマンボ系、ミスプロ系が【3 0 3 11】と好相性です。
昨年の鳥取特別は1、2着ともに3歳馬であり勝ち争いは3歳馬を中心に考えて良いでしょう。
阪神ダート1800ⅿの傾向
近5年での同舞台阪神ダート1800ⅿでの傾向です。今回出走馬の種牡馬別での勝利数をみると、シニスターミニスターが【15 14 6 95】勝率11.5%、ついで、ホッコータルマエが【10 5 4 75】勝率10.6%という成績です。しかし勝率でみると、ダノンレジェンドが【6 2 5 5】勝率33.3%と好成績であり、American Pharoahも【3 1 1 16】勝率14.4%で、上記勝利数最多の2頭を上回る成績を残しています。
騎手では、岩田望来騎手が【33 27 22 144】勝率14.6%と今回騎乗メンバーの中では勝利数・勝率ともにトップの成績を残しています。
厩舎では、音無秀孝厩舎が【18 9 9 76】勝率16.1% 野中賢二厩舎が【16 9 8 73】勝率15.1%、大橋勇樹厩舎が【10 14 12 117】勝率6.5%との成績です。厩舎にもぜひ注目してみてください。
予想
上記の過去の傾向や当舞台でのデータを基に予想します。
本命◎ ⑭ペルアア 対抗〇 ①キタノセレナード 単穴▲ ⑮ラインオブソウル
連下△ ⑧サンマルレジェンド ⑫メイショウキッド
WIN③ フェアウェルステークス
対象3レース目のフェアウェルステークスです。
過去のデータ
過去5年の当レースの傾向
逃げ馬が【1 2 0 2】、先行馬が【3 3 2 10】で短距離戦らしく前目の馬が有利でしょう。また、今回昇級初戦の馬は【1 2 1 9】であり好走傾向にあることから、昇級初戦馬にも注意が必要です。また、好走した4頭は全て中4週以内で出走かつ前走4コーナー2番手以内であり、該当馬は【1 2 1 1】と信頼度は高いです。さらに7、8枠は【0 0 2 18】と連対馬も出ていないことから、外枠は軽視で良いでしょう。
人気は波乱傾向にあります。1番人気が【0 1 1 3】連対率20%、2番人気が【0 1 0 4】連対率20%、3番人気【1 1 0 3】連対率40%で上位人気馬の信頼度は低いです。4~8番人気の中穴での勝ちが4回もあります。
世代別にみると、3歳馬【0 2 1 6】、4歳馬【4 3 2 19】、5歳馬【0 0 1 22】、6歳馬【1 0 0 10】、7歳馬【0 0 1 8】と4歳馬が4連勝をしており圧倒しています。出走の多い5歳馬は連対馬がなく、人気馬が沈む場面が多くみられるため、5歳馬は人気をしていても注意が必要です。
東西馬での比較や性別で大きな差はありません。
中山ダート1200mの傾向
近3年での同舞台中山ダート1200ⅿでの傾向です。種牡馬別での勝利数をみると、今回出走メンバーの中ではヘニーヒューズ産駒【30 13 15 139】勝率15.2%、サウスヴィグラス産駒【20 24 23 195】勝率7.6%、ロードカナロア産駒【12 8 10 84】勝率10.5%の順になっています。
騎手では田辺裕信騎手【23 16 21 96】勝率14.7%、武藤雅騎手【19 12 11 145】勝率10.2%、戸崎圭太騎手【17 13 13 72】勝率14.8%であり、今回騎乗するジョッキーの中で上位3人となっています。
厩舎では、加藤士津厩舎が【6 6 7 39】勝率10.3%で勝利数はトップで、次いで森秀行厩舎が【4 1 3 31】勝率10.3%となっています。しかし勝率だけでみると、石坂公一厩舎が【3 0 1 4】勝率37.5%、杉山晴紀厩舎が【2 0 0 5】勝率28.6%、矢作芳人厩舎【2 2 1 4】勝率22.2%と好成績です。
予想
上記の過去の傾向や当舞台でのデータを基に予想します。
本命◎ ⑬チェイスザドリーム 対抗〇 ⑤リンカーンテソーロ 単穴▲ ③ニューフロンティア
連下△ ⑥ジェットエンブレム ⑨ジゲン ⑯レーヴリアン
WIN④ サンタクロースステークス
対象4レース目のサンタクロースステークスです。
過去のデータ
過去の傾向
20年の開催がなかったため、17~19年と21年の同レース、同条件の20年元町Sを参考にします。
上がり3ハロン2位以内が【5 2 1 3】と上がり勝負です。逃げ馬は【0 2 3 1】と馬券には絡んでいますが、勝ち馬はいません。前走から中1週以内の馬は【0 0 0 10】と厳しく、中9週以上の馬は【1 4 0 8】とまずまずの成績です。前走重賞に出走した馬は【1 3 0 1】と好走が目立っています。血統的にはキングマンボ系が【3 0 3 6】であり、該当馬には注目です。
また、12月に開催される同条件同レースでの過去5年の対象5レースのデータでは、1番人気【1 0 0 4】、2番人気【0 2 1 2】、3番人気【1 0 2 2】と上位人気馬の信頼度はそこまで高くないような印象です。
世代別にみると3歳馬【1 3 0 5】連対率44%、4歳馬【3 0 3 9】連対率20%、5歳馬【1 2 2 15】連対率15%、6歳馬【0 0 0 7】連対率0%、7歳馬【0 0 0 7】連対率0%となっています。3歳馬の好走が目立つが、勝ち馬は4歳から多く出ており4歳馬中心に考えるで良いでしょう。
性別では牡馬【5 2 4 35】、牝馬【0 2 0 6】、騙馬、【0 1 1 2】と勝ち馬は全て牡馬からでている。
阪神芝2000mの傾向
近3年での同舞台阪神芝2000mでの傾向です。種牡馬別での勝利数をみると、今回出走メンバーの中ではディープインパクト産駒【25 23 21 100】勝率14.8%、ハーツクライ産駒【11 7 11 86】勝率9.6%、ルーラーシップ産駒【9 10 10 57】勝率10.5%という順になっています。ルーラーシップ産駒に関しては、1-3番人気で【7 8 5 7】勝率25.9%となっているため、人気をしているルーラーシップ産駒は買いたいところです。また、種牡馬でいうとドゥラメンテほかキングマンボ系が好成を残しています。ドゥラメンテ産駒はトータル成【5 5 4 16】勝率16.7%、単勝30倍超を消すと【5 5 4 9】勝率21.7%と期待値は上がります。
今回騎乗する騎手の中では、岩田望来騎手が【6 3 5 42】勝率10.7%、藤岡康太騎手【3 4 2 42】勝率5.9%と1、2位だが両騎手も成績がそこまでずば抜けているわけではないため、あまり参考にはならないと思います。
厩舎では、友道厩舎が【15 6 8 19】勝率31.3%、中内田厩舎【8 1 5 11】勝率32.0%とこの2厩舎が圧倒的な成績を残しており注目です。
予想
上記の過去の傾向や当舞台でのデータを基に予想します。
本命◎ ②ビッグリボン 対抗〇 ⑤リフレーミング 単穴▲ ⑦ヘッズオアテールズ
WIN⑤ 有馬記念
対象5レース目の有馬記念です。
過去のデータ
過去の当レースの傾向
過去10年を参考にすると1番人気は【6 1 1 2】であり、前走が国内外のGⅠ3着以内であれば【6 1 0 1】でクロノジェネシス(20年)、エフフォーリア(21年)と連勝中です。1番人気の好走が目立つ一方で、8番人気以下が5連対と穴めでの好走もみられます。8番人気以下で好走した5頭中3頭は前走GⅠに出走していたことから、前走レースに着目です。全体的にみても全走GⅠを走った馬は【7 7 8 89】と7勝を挙げているため、アタマは前走GⅠ出走馬から考えた方が良いでしょう。
年齢別にみると、3歳馬【4 2 2 16】、4歳馬【2 5 1 36】、5歳馬【4 3 6 45】、6歳馬【0 0 1 0】、7歳馬【0 0 0 17】であり、3歳馬の好走が目立ちます。6歳以上は馬券に絡むことが少ないため、割引が必要です。
またなんといっても有馬記念と言えば、外枠不利が有名です。8枠が【0 0 1 19】と馬券に絡んだのは1頭のみです。大外枠に入った馬は割引が必要です。
中山芝2500mの傾向
近3年での同舞台中山芝2500mの傾向です。種牡馬別での勝利数をみると、今回出走メンバーの中ではディープインパクト産駒【5 6 7 41】勝率8.5%、エピファネイア産駒【3 0 0 1】勝率75%、の順となっており、ディープインパクト産駒は5勝で最多勝を挙げていますが勝率は低く、エピファネイア産駒の方が出走数は少ないものの魅力的な数値となっています。
騎手でいうと、C.ルメール騎手が【4 1 4 3】勝率33.3%で今回騎乗騎手のなかでは最多勝を挙げています。次いで横山武史騎手が【2 0 2 10】勝率14.3%、川田将雅騎手【2 0 0 2】勝率50%、横山和生騎手【1 1 1 3】勝率16%となっています。
厩舎は国枝栄厩舎が好成績を残していますが、今回管理馬の出走はありません。他の厩舎の着目しましたが、さほど厩舎での成績に差はありませんでした。
予想
上記の過去の傾向や当舞台でのデータを基に予想します。
本命◎ ⑬タイトルホルダー 対抗〇 ⑨イクイノックス
まとめ
WIN➀ 中山9Rグッドラックハンデキャップ
本命◎ ③レッドバリエンテ 対抗〇 ⑮ドリームインパクト
単穴▲ ⑦サクセスシュート 連下△ ⑥マイネルメサイア
WIN② 鳥取特別
本命◎ ⑭ペルアア 対抗〇 ①キタノセレナード 単穴▲ ⑮ラインオブソウル
連下△ ⑧サンマルレジェンド ⑫メイショウキッド
WIN③ フェアウェルステークス
本命◎ ⑬チェイスザドリーム 対抗〇 ⑤リンカーンテソーロ 単穴▲ ③ニューフロンティア
連下△ ⑥ジェットエンブレム ⑨ジゲン ⑯レーヴリアン
WIN④ サンタクロースステークス
本命◎ ②ビッグリボン 対抗〇 ⑤リフレーミング 単穴▲ ⑦ヘッズオアテールズ
WIN⑤ 有馬記念
本命◎ ⑬タイトルホルダー 対抗〇 ⑨イクイノックス
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